宝探しのような散歩
昨日は、土曜日。
フリーランスとして働いているので、あまり平日・休日は気にしていないがそれでもやはり週末はしっかり休もうという気分になる。
まだ洗濯機がない生活のため、数日のうちに溜まった洗濯物をコインランドリーまで運んだ。待つ間に近くのセブンに行きThe New York Timesが売っていたら英語の勉強がてら待とうと思っていたが、残念ながら求めていたものはなかった。
本も持ってきていなかったのでたったの30分程度だが、暇になってしまい少し近くを散歩することにした。
駅の近くに小さな個人書店があり金土日だけオープンしていることを思い出し、そこへ向かうことにした。きっと30分は余裕ですぎてしまうが、あまり気にせず午後をゆっくりと過ごすことで土曜日を堪能することにした。
書店は小さくも置いてある本は新書・古本とあり、店主の方がセレクトした温もりを感じた。石川直樹さんの本「地上に星座をつくる」を購入することに決めた。
レジでは「どこからいらしたのですか?」と店主に声をかけていただき、そこから最近引っ越してきたことや富士見にあるお店のこと、個人書店のことなど聞かせていただいた。
その後、おすすめしていただいたギャラリーとカフェに向かい買った本を数十分落ち着いて読む時間をとれた。いただいたコーヒーもとてもおいしかった。
ギャラリーも素敵だった。奥は工房になっているみたいでそのお店の店主のかたが染め物をしているらしい。
その方にもまた、富士見近くのギャラリーのお話を聞かせていただいた。
こう、お店の方と話をしていると次々に行きたいところが増え、発見があり面白い。暖かい。東京ではあまり感じられなかった心地の良い人と人との距離を感じることができた。東京が悪いというわけではない。あんなにも人が多い街なのに、なぜか勇気がでないのだなと思ったりする。ゆっくり話ができるようなゆとりがないのが大きいのかもしれない。
初めて東京(横浜)から離れる生活なので、その違いもじっくりと楽しんでいきたい。