気候に合わせた活動をする

昨日はシン・エヴァンゲリヲンの映画公開日だった。

朝から役場で諸々の手続きを済ませ、松本まで映画をみに行く予定だったが、寒さで早起きができなかったのとまったく家をでたいと思えず外出の用事は延期することにした。

こないだ寒空の中1時間電車を待ったことや、やはり寒い中歩くのはダウン、ましてや車なしだとつらい。気候に合わせて行動を変えるということは、原始的に感じるがとても合理的なことだと思う。

結果的にエヴァ鑑賞は日付をずらしてよかったと思う。SNSは最近はほとんどみてないが評判がいいということは友人の報告などで知った。

 

今日は昨日よりも10℃以上気温が高いので、さっそく役場に仕事を片付けに行こうと思う。

ゴミの分別から思うこと

1週間も過ごしているとそれなりにゴミが出てしまう。

なにせ引越しの断ボールが部屋に山積みだ。

そろそろゴミの処理もしていかないとと思い、役場でいただいたゴミの分別のチラシをみてみる。

昔はじめて東京で暮らした時、横浜と比べてゴミの分別が雑で驚いた。少なくともプラスチックゴミと燃えるゴミは分けて出すのが当たり前だと思っていたが、東京はそうではなかった。

同じ日本なのにそんなことあるんだなぁと思った。

 

富士見はどうかというと、横浜よりもさらに細かく分別する必要があるみたいだ。

調理ででる油はボトルにいれて保管、プラスチックも容器とそれ以外で分ける、などだ。改めて考えるとこれくらいするのは普通だよなと思う。

今まですごく雑に生活し、雑にゴミを出してしまっていた感じがしてちょっとだけ罪悪感を感じた。

こういう小さなことからも意識が変わるのかもしれない。

ほぼ一日中家にいたわけだが、少しでも気づいたことなど心に留めて書き出していければよいな。

宝探しのような散歩

昨日は、土曜日。

フリーランスとして働いているので、あまり平日・休日は気にしていないがそれでもやはり週末はしっかり休もうという気分になる。

まだ洗濯機がない生活のため、数日のうちに溜まった洗濯物をコインランドリーまで運んだ。待つ間に近くのセブンに行きThe New York Timesが売っていたら英語の勉強がてら待とうと思っていたが、残念ながら求めていたものはなかった。

本も持ってきていなかったのでたったの30分程度だが、暇になってしまい少し近くを散歩することにした。

駅の近くに小さな個人書店があり金土日だけオープンしていることを思い出し、そこへ向かうことにした。きっと30分は余裕ですぎてしまうが、あまり気にせず午後をゆっくりと過ごすことで土曜日を堪能することにした。

書店は小さくも置いてある本は新書・古本とあり、店主の方がセレクトした温もりを感じた。石川直樹さんの本「地上に星座をつくる」を購入することに決めた。

レジでは「どこからいらしたのですか?」と店主に声をかけていただき、そこから最近引っ越してきたことや富士見にあるお店のこと、個人書店のことなど聞かせていただいた。

その後、おすすめしていただいたギャラリーとカフェに向かい買った本を数十分落ち着いて読む時間をとれた。いただいたコーヒーもとてもおいしかった。

ギャラリーも素敵だった。奥は工房になっているみたいでそのお店の店主のかたが染め物をしているらしい。

その方にもまた、富士見近くのギャラリーのお話を聞かせていただいた。

こう、お店の方と話をしていると次々に行きたいところが増え、発見があり面白い。暖かい。東京ではあまり感じられなかった心地の良い人と人との距離を感じることができた。東京が悪いというわけではない。あんなにも人が多い街なのに、なぜか勇気がでないのだなと思ったりする。ゆっくり話ができるようなゆとりがないのが大きいのかもしれない。

初めて東京(横浜)から離れる生活なので、その違いもじっくりと楽しんでいきたい。

1時間ホームで電車を待つ

この日記は朝書いているので、主に昨日までの出来事の話になる。

昨日はメルカリの配送で郵便局に用事があったため、隣町の茅野まで出向いた。

配送手配を済ませ、午後から夜にかけては茅野のコワーキングスペース「WORK LAB YATSUGATAKE」で過ごした。

雨が降ってきたようなのだが、傘を持って出ていなかった。

アメミルと言うアプリで雨雲の様子をみるが、数時間で病むような雲行きではなかったので3時間500円で滞在するつもりだったコワーキングスペースを延長し、1000円1日使用に変更してもらった。

24時間利用可能という文字を掲示板かどこかで見かけていたので、好きな時間に帰れると思っていたが、20時になると閉館の声がかかった。

そうか、こういうスペースも時短営業をしているんだな。

 

電車は20分後に来る予定だったので、それまで改札を入る前の待合室で寒さを凌いでいた。3分前頃に改札を潜りホームへ降りると、線路に人が立ち入った影響で電車が遅れていた。

数分で来るかと思いきや、なんと結果的に1時間ほど待つことになってしまった。

まだ3月の長野はまだまだ寒く、ホームで待つのは手が悴み震えた。

電車が来るまでの15分くらいの間だったが、隣に座っている女性がとても寒そうにしていたのでたまたま持っていたホッカイロを渡すと喜んでくれた。

待つ間、住んでいる地域や長野の小学校について聞けたりしたのでよかった。諏訪の地域は以前よりも雪が降らなくなったということや、体育の授業がスケートになること、電車の手動ドアがコロナの影響で自動になったことなど。

やはり人の話を聞くのは楽しいし新しい発見があり面白い。

まだ、自宅待機期間が続きそうだがはやく地域の人たちと交流を広め、深めてけたらと思う。

シャンプーで気づく高低差の移動

引っ越してきて初日、諸々の片付けを終えて疲れ切ってお風呂に入った。

まずびっくりしたのが新築に引っ越してきたのにお風呂にお湯が張ってあったことだ。

水が凍ってしまうのを防ぐためとガス業者の方が言っていたが、どういうことなのだろう。

水道管が凍って、水がでなくなってしまうことがあるから最悪追い焚きできるように張ってあるということだろうか。

 

そんなことで寒い地域に引っ越してきたのだなということを改めて実感する。

気候の変化を実感するのはもちろんのこと、高さ(標高)という点でも移動したのだなと思うことがあった。

シャンプーの蓋を開けると、中からシャンプーがたくさん飛び出してきたのだ。

移動中の揺れのせいかと思ったが、揺れで中身が膨張することはない。

ただ、びっくりするくらい出てきたのでその時に標高のせいだとなぜかすぐに思えなかった。

 

それから、ありがたいことに近場にスーパーがあり少しずつ食糧調達にいっているがそのとき、やはり標高を感じることになった。

カップラーメンのどんべえがすごく膨れていたのだ。

 

大学に入ってから学校の近くに引っ越したては実家にもどったり、就職してからはやはり職場の近くに引っ越しては戻ったりと結構多くの引っ越しをしてきた。

ただどれも関東圏内での引っ越しで高さを感じることはなかった。

 

はじめて高さを感じる、引越しとなった。

水がおいしい

水道水が美味しくてびっくりした。

わたしは大抵、水・白湯ばかり飲んでいて、家でも浄水器をつけて無限に水が飲める状態にしてる。

初日は引っ越しの片付けは昨日体力が尽きてしまい、浄水器をつけるところまでいかなかった。うがいをしているときにふと水が甘いなということに気付き、試しに水道水をそのまま飲んでみたら、やわらかくてまろやかな味がした。

水に味なんてないだろと思うかもしれませんが、私は東京で浄水器をつけて飲んでいた水よりも美味しく感じた。

 

水と空気が美味しいだけで、とても幸せだなぁと贅沢な気持ちになった。

 

移動とホテル泊

初めまして。2021年3月1日に、長野県に暮らしのベースを移すことになりました。なりました、では少し受動的なニュアンスなので正しくは「移すことにした」です。

 

周りの人には田舎暮らしがしたいんだよねという話を以前からよくしていたのですが、いざ決意をし物件を決め後戻りできない状況になってからは話すのにもなかなか勇気がいるものです。実際きちんと引っ越しを決めたことを話したのは、家族含めて5~6人なのではと思います。

なんとなくこうしたいんだよね、と話すことと実際に決めて取り掛かるということにはやはりこんなにも大きな違いがあるものだなとこの時実感しました。

確かに自分としても、東京圏で引っ越すという行為とは違う、人生の大きな決断であったと思います。移住するというと、転職や結婚?など聞かれますがそういう訳でもないのです。

移住することに決めた理由はざっくりはこんな感じです。

  • 自然環境豊かな地域で暮らしたい
  • 人混みを避けたい
  • コロナ禍で仕事がフルリモートになったため働く場所に縛りがない

この中でも一つ目(二つ目もほぼ類似しますが)の自然環境が豊かな場所で暮らしたいというのが一番の理由です。

ただ勇気を持ってようやく踏み出せたきっかけは、コロナ禍での環境の変化でした。

 

東京で家賃を10万年近く払い、ほぼ家の中に篭っているという生活はとっても勿体無いと思ってしまいました。そのほかにもきっかけが色々あるのですが、また改めてブログに綴りたいと思います。

 

年末に3月に建つ新築マンションが富士見町にできることを知り、急いで申し込みをしました。この時点ではまだ迷っていたのですが、この環境下、移住をする人・別荘として利用したい人も多いいのか迷っていたら物件はすぐに埋まりそうで、これはもう決めるしかないと申し込みをしたのです。

 

ありがたいことに3月まで家賃もかからず、2ヶ月間物理的にも心理的にも準備することができました。

 

荷物が少ないほうの人間なので、引っ越し業者に今までお世話になったことがなく荷物の移動は全てクロネコヤマトにお願いしました。

2月の最終週でゆるゆるとすべて荷物を送り、まだ車ももていないので移動は電車で長野まで。布団は今まで住んでいた家の引き渡し当日に送ったので配送が翌日にしか着かず、長野生活初日は塩尻にある不動産屋に鍵をもらいに行ったのち、茅野のビジネスホテルで過ごすことにしました。

 

昼過ぎに物件の引き渡しを終えて、14時ごろには東京を出発。移動時には時間を無駄にしないように本を数冊リュックに入れてきたのですが、そんな意味もなくボーっとしたり少し眠りについたりを繰り返していました。

最近よく聴くお笑い芸人のラジオを聴き流したり。そうこうしているうちにGoogle Mapの現在地はどんどん日本の中部に向かいそろそろかな〜と思っていたところ

塩尻塩尻〜」

おりなければ!!と思ってからでは遅くなんと降り過ごしてしまったのです。

松本で折り返し、塩尻に戻ることにしました。よくいえばマイペース、のんびり、悪く言えば不注意、注意散漫忘れっぽい性格です。そんな自分の性格にも慣れてしまったもので不動産屋には申し訳なかったですが、松本までの景色も楽しみました。

 

不動産屋では重要事項説明という、賃貸契約での手順を踏み自分の住所や名前を記載し印鑑を押したりしますがここは「完全に引っ越すんですか?」と聞かれました。びっくりされたというよりは、長野県は他県に在住しながら別荘として家を持つ人や、デュアルライフ的に過ごす人も多いようなのです。

 

鍵をもらい、塩尻から茅野ホテルに向います。朝から荷物のまとめと家の引き渡しなどで移動中に菓子パン一つしか食べれていなくだいぶお腹が減っていました。

電車の待ち時間が30分もあったので、駅の立ち食い蕎麦屋で山菜そばをいただきました。

 

隣にやってきた常連のお客さんが、店員さんと仲よさそうに話していて、やはり人と人との関係が東京とは少し違うのかななんて感じたりしました。

 

これから今までの生活とはたくさん違うことが起こると思います。

不安もたくさんありますが、とても楽しみです。

早速これから、建ったばかりの物件に向かいます。